◆宿題の答え
答えは350dpiですよ~。計算は要りません!
1000mm×1000mmの写真を取り込んで、最終的に解像度は350dpi、画像サイズは500mm×500mmで出力したい。そして画像サイズの設定は500mm×500mmということは、出力時にサイズ変更する必要はないので、解像度は350dpiということになりますよ~!
じゃあ、今回の勉強も頑張ってくださいね~。
こんにちは!!!!
皆さんお元気ですか???
今回の講師を勤めさせていただきます、キャベツです!よろしくお願いいたします!!!!
年末ですね!そろそろ仕事納め!!年の瀬で忙しく、全然仕事が片付かない!!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
サラダ学院もそろそろ冬期休暇に入るので、私もやることが沢山です!
先日は特に忙しく、大掃除や年賀状を作っている合間にサラダ劇団の台本を修正したり…。修正後も見直しもまともにしてなかったためか、団長の指示と全然違うものができあがってしまい、団長に怒られてしまいました…(泣)見直しは大事ですね!!!!
ということで、今回は印刷業界には必要不可欠!!!の、校正について学習しましょう!!
◆校正とは?
知っている方が多いと思いますが…念のためにお話します!
校正とは、原稿通りに文字や写真などが入っているか、レイアウトされているかをチェックすることです。
元の原稿が100%正しいとも限らないので、広告担当者も依頼を受けた制作者も幅広い知識と集中力が必要になります。
最初の校正を『初校』、2回目を『再校』、3回目を『再々校』または『3校』といいます。
校正やその修正の回数が増えると、事故も増えやすいし、制作コストも増えてしまいます。ですので、なるべく少ない回数ですむように、しっかり校正しましょう!
◆校正記号について
修正指示用に校正紙に書き込む簡単な印のことです。基本的に赤で書き込むので、赤字という場合もあります!
さてさて、それでは実際に見てみましょう!!
上の図が校正紙です。下の図は修正したものです。
●それぞれの意味
(1)
書体を『ゴシック体』に変更という意味。
また、明朝体に変更したい場合は『ミン』と書きます。
(2)
大きさを1.5倍に変更という意味。
(3)
指定の位置まで文字・行などを移動するという意味。この校正紙の場合『12月』の『2』の位置まで移動します。
(4)と(5)
どちらも丸に囲われているものを取り去るという意味。
(4)の場合は、取り去ったあとは詰めずにそのままあけておくという意味。
(5)の場合は、取り去った分だけ詰めるという意味。
(6)
字間に文字、記号などを入れるという意味。
この校正紙の場合『呼びかけ』が『呼びかけ。』に変更します。
(7)
時間・行間をあけるという意味。
この校正紙のままだと、『88』が分かりにくいですしね!
(8)
丸に囲まれているものを変更という意味。
この校正紙の場合『十』を『10』に変更します。
(9)
訂正を取り消すという意味。
(10)
次の行へ移動するという意味。
この校正紙では下記のように変更します。
『ねぇ。で、過去寄付金~』
↓
『ねぇ。
で、過去寄付金~』
(11)
文字、行などを入れ替えるという意味。
この校正紙の場合『公表しない含めて』が『含めて公表しない』に変更します。
(12)
字並びなどを正しくするという意味。
この校正紙の場合『です』の高さを、直前の『こと』と同じ高さに変更します。
(13)
修正はもう無いという意味。
また、『責了』というものもあります。『責了』は訂正箇所が少量残っていて、『制作者の責任で訂正をお願いします』という意味。
校正記号は他にも色々ありますが、これだけでも覚えているととても役に立つはずです!
是非、参考にしてくださいね!!!
知ってもらいたい情報が正しく入った印刷物を作るために、しっかり校正しましょうね!
ダブルチェックすることを習慣にすると素晴らしいですね!!!!
◆終業時間
はい、本日はこれで終了です!
皆さんいかがでしたか??!
◆復習問題
下の校正紙の通りに修正したら、どのような文章になるでしょう?
答えは次回!
それでは、皆様、よいお年を!!!!!!